機関部
主機や補機の運転や整備、保守点検作業を行い、
船の心臓部である機関を管理します。
当直時間
※狭水道を除き、夜間の当直をM0(エムゼロ)にすることで、日中に機関部全員で整備作業を行うこともあります。
- M0(Machinery space zero people)とは
- 監視装置や警報システムを作動させることにより、
夜間は機関室を無人化すること
- 機関当直作業
- 機関室内の機器を点検し異音や異臭は発生していないか、圧力や温度は正常か、漏れはないか等を隅々までチェックします。また航海の難所を通る前には、船橋に昇橋し機関調整や見張りを行います。
- 整備作業
- 船の心臓部である主機(エンジン)や補機、その他機器を日頃から整備し、常に万全の状態を保ちます。
- 機器の発停作業
- 航海に不可欠な主機や補機について試運転や発停を行います。
役職紹介
- 機関長とは…
- 主機や補機、その他の機器の運転や整備・保守点検作業を行い、船の心臓部である機関を管理する“機関部”の責任者です。機関の状態を把握し、機関各部の点検ならびに調整を適切に実施します。
- 機関士とは…
- 機関長を補佐し、各々担当する機器の運転及び整備を行います。また担当機器に精通し、現状を把握した作業計画を立案し、作業を行います。